新年度・新学期スタート

みなさんこんにちは。福岡学習センターの河村です。
本日は4月7日。福岡市内の小中学校は今日から新年度・新学期がスタートします。私の子どもたちも今日からは新学年での学校生活スタートです。今学年ではどのような成長を見せてくれるのか楽しみにしています。みなさんの新年度・新生活も良いものになることを祈っております。
「1回休み」は遠慮なく
さて、新年度・新学期のスタートに際して、希望で「ワクワク」という部分と緊張や不安で「ドキドキ」という部分の両方がみなさんの心の中にはいると思います。また、長期休み期間が充実していた人はこれから始まる学校生活が「暗黒の世界」のように感じられて気持ちが上がらないという人もいるでしょう。場合によっては緊張や不安で身体に不具合が出てしまう人がいるかもしれません。
●学校が始まることを考えると、涙が出そう(涙が出てしまう)
●「学校に行きたくない」と口に出してきた
こういう状況が見られたとき、休むことに対して罪悪感を感じてしまう方もいると思いますが、私は自分自身の経験から「1回休み」を設定してもよいのではないかと考えます。場合によって、このような行動がSOSのサインである可能性が考えられるからです。
私の娘も1回だけ保育園時代に「どうしても行きたくない!」と言い出したことがあり、頑として登園を拒否したことがありました。私たち夫婦はどうしても仕事を休むわけにはいかなかったので、長時間説得しましたが意思を覆すことができませんでした。そのため、急遽親族をよんで仕方なく休ませて1日好きにさせることにして、夜に話をしました。結局休みたい理由は、「どうしても苦手な活動があるから」というものでした。なので、改めて気になることや不安なことがあるときは私たち(両親)に伝えていいよという旨話をして、保育園とも連携して翌日以降は保育園に通うことができ、乗り越えることができました。
大人になると何かがうまくいかなくても、別の何かで埋め合わせをすることができます。私が趣味をいくつか持っているのも、その部分が大きいです(外でスポーツができなくても、インドア系のものでストレスは発散可能)。また、柔軟な思考で「まぁいいか」を発動させることもできます(笑)。しかし、子どもからすれば目の前に見えているものがすべて・・・と捉えがちですし、「まぁいいか」を発動させることができるだけの経験も積んでいませんから、大人のようにはいきません。娘の“事件”があったときはかなり焦りましたし、「なんでよ~」ってイライラもしてしまいましたが、冷静になって考えると、そりゃそうだよねぇと今は思えるのです。
「1回休み」は「逃げ」ではありません。むしろパワーを回復させたり、発想の転換をするためにはあってよいと私は思っています。某アニメみたいですが、「慌てない、慌てない。ひとやすみ、ひとやすみ。」くらいの感覚でよいと思います。なのできついときは無理せずにパワーの回復を優先させてくださいね。